以前に、このサイトで紹介した「楽器の構造原理」の著者の一人である村上和男氏が、

「楽器の研究 よもやま話 ~温故知新のこころ~」

と題した本を、先の「楽器の構造原理」の姉妹本として出版されましたので、ご紹介したいと思います。 (静岡学術出版 著:永井洋平 村上和男)

今回の本には、
・ストラディバリは本当に名器なのか?
・スタインウェイの"秘密"とは?
・そもそも"良い楽器"とは何か?

といったテーマで書かれた短編が30ほどまとめられています。
文章は読み物調で非常に読み易く、楽器に興味のある方は楽しめると思います。

以下は、内容紹介からの抜粋です。
ご興味のある方はCBF01451@nifty.com へお問い合わせ下さい。
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楽器を改良・開発する為には「良い楽器」とは何か」を科学的に追求しなければなりません。
楽器からどのような原理で音が出て、それがなぜ人々を感動させるのか、今以上に「良い楽器」を作るためにはどうすれば良いかを、厳しく冷静な目で分析していきます。
本書は、楽器メーカーで長く研究開発に携わってきた著者が紹介するエピソードを通して「良い楽器」とは何か」を考えるものです。
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2010/07/09 18:33 臨光